カネボウ化粧品、前期営業損益が12億円黒字・再生計画上回る

産業再生機構の支援を終えて花王の子会社となったカネボウ化粧品(東京・港)は14日、2005年12月期の連結業績を発表した。売上高は2125億円、本業のもうけを示す営業損益は12億円の黒字といずれも04年に公表した再生計画を上回った。化粧品の販売が好調だったほか、フランスの香水事業など不採算事業から撤退、損益が改善した。
再生計画では営業損益は9億2200万円の赤字としていた。04年5月にカネボウ本体から分社した後で初めて営業黒字となった。2月末に花王の子会社になったのに伴い、カネボウ化粧品単独では最後の決算となる。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060314AT1D140AG14032006.html
もう営業黒字達成!