EBITDAマージンって何?

ZZZZZZ2006-05-06

◆◇「企業価値を創造する会計指標入門」(ダイヤモンド社)より◇◆
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『毎年の設備投資の規模は必ずしも一定しない。また設備投資は単年度のためではなく、長期的な収益を獲得するために行うものである。さらに、減価償却の方法は企業に選択の余地が与えられている。よって、本業の純然たる収益性を判断したい場合に、営業利益から設備投資の影響を排除したEBITDAに着目することは、特に設備投資の大きい企業や業界の評価において、有益な指針を与える。』  (続く)

EBITDAは「イービットディーエー」または「イービットダー」と読まれ、支払利息控除前・税金控除前・減価償却費控除前の利益(Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization)です。

企業が本業から生み出す税引き前営業キャッシュフローと定義できます。EBITDAマージンは、EBITDAを売上高で割ったものなので、売上高に対する収益性を見ようとする、売上高営業利益率と基本的な考え方は一緒です。

唯一、減価償却費(つまり設備投資)という通信業界にとっての大きな費目を除いた上で、収益性を判断しようとする会計指標です。その意義は、前述した書籍「企業価値の・・」中の文言がもっとも端的に表しているでしょう。

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