簿記一級 商業簿記 本支店会計

繰越商品に含まれる内部利益について

支店独立会計制度を採用している場合、本店と支店または支店相互間で、原価に一定の
利益を付け加えた振替価格により商品を送付するのが一般的である。内部取引による商品
が期末に在庫している場合、期末商品棚卸高は利益付加分だけ過大に計上されている。

http://www.zenkei.or.jp/download/syushi/bookkeeping/155/155_1_KaikeiBoki.pdf
従って
期首は内部利益戻し入れで益を出して、かつ支店の繰越商品から内部利益分を控除する。
また
期末は内部利益の分を費用化して、期末商品の棚卸残高は実残高+内部利益分とする。