繰延税金負債の益金不算入について

そのため、連結上の税効果会計では外国子会社の留保利益に
ついては配当しない方針である場合を除き、繰延税金負債
計上しなければなりません。
益金不算入制度が導入されると、追加の税負担はなくなるので、
繰延税金負債を計上する理由がなくなります。
したがって、税制改正が決定したら、現在計上されている
繰延税金負債を取り崩すことになります。
取り崩した繰延税金負債は、まるまる当期純利益のプラス要因
となります。

海外子会社等の留保利益は合計で17兆円強にも上るそうです。
http://archive.mag2.com/0000273107/20090117001258000.html?start=20